RSS
秋葉ムーランの店員がエロDVDに出演してるww

どうぶつの森 タヌキ寝入り編


■ライブチャットの女の子エロ過ぎるんだがwwww【画像21枚】


1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:37:01.83 ID:vwVTxz4yO
少女は逃げている。
ー何から?ー
決まっているあのタヌキを始めとするケモノたちからだ。
ー何故?ー
そんなこと問いただすのも馬鹿らしい。

ただ一つ言えるのは私は人間で奴らはケモノだということ。
ーこれからどうするの?ー
逃げる。奴らから逃げる、ただそれだけ。
もし逃げ切ることができたのならそれはその時考えよう、今は奴らから逃げるそれしかない。
「どこにいるんだなも~ちょっと待つんだなも~」
どこからかそう悪魔の声が聴こえた気がする。それは私の幻聴かもしれないし本当に聴こえたのかもしれない。

しかしそんなことどちらでもいい、いまはただここから、この森から離れたかった。

どうぶつの森 タヌキ寝入り編




2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:38:02.58 ID:vwVTxz4yO
かれこれ小一時間は走っただろうか、私の体は限界をむかえていた。
まだ森は出ていないが一先ず休憩しよう、

そう体が訴えかけ、周りに気配を感じることもないことも手伝い、私は大木に身を預けることとなった。
心臓は破裂しそうなほどに鼓動し、肺は少しでも多くの酸素を摂ろうと精一杯だ。
しかし、体の状態とは違い頭は驚くほど冷静で、澄み渡っている。
私は一体どこで道を間違えてしまったんだろう…
そうひとりでに言葉が出てくる。
そう、レールから外れた列車はそのまま脱線していく。私はまさにその列車なのだろう。
私はそのレールの綻びを少しづつ探ってみた…




3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:39:01.86 ID:vwVTxz4yO
ーーー
…ここかな?〇村というのは
目の前の看板には下手くそなタッチで描かれた
〇村へようこそ
というポスターが貼ってある。
どうやら間違いないようだ。

やっと…着いた…そうしてへたりこむ私。
そう、散々迷ったすえ遂に到着出来たのだ、私の引越し先の村へ。
緑が多い自然豊かな村とは聞いていたが想像を超えていた、本当に森の中に存在したのだ。
事前に存在を知っていないと発見出来ないだろう。そこまで自然に溶け込んでいた。
本来ならば引越し屋さんのトラックにでも乗っけてもらえばよかったのだが、何故か私は自然を満喫しながら自分の足でたどり着きたい等と見栄をはってしまったのだった。

そうして安堵感から座り込んでいると背後からふいに声をかけられた
「あの~そこの人?」
突然の事にビックリしながら後ろを振り返ってみるとそこには前掛けのみをつけたタヌキが立っていた。




4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:41:17.01 ID:vwVTxz4yO
「あんたが今日引っ越してきた人だなも?」
首を縦にふる。
「おお!やっぱりそうなんだなも!歓迎するだなも!ぼくはタヌキチ、よろしくだなも!」
そういって手を差し出される。
私もそれにあわせ悪臭を返す。
こちらこそよろしくお願いします、たぬきちさん。
「では早速、君の新居に案内するだなも。ああ!役所へはその後連れていってあげるからね」
私の家に着くまでにいろいろとたぬきちさんに話を聞いたところ、たぬきちさんが商店を経営していることや博物館があることなど、この村に関することを聞けた。
どうやらこんな辺鄙なところにあるのにも関わらず施設は揃っていて生活にとりたてて苦労する。ということはなさそうだ。




5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:41:26.25 ID:K0nT1lZf0
なにこれww




6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:43:05.72 ID:vwVTxz4yO 
ホラーなどうぶつの森と考えて貰えれば

「ついたも、ここが君の"家"だなも。」

どうやら着いたようだ…った…が…そこには一軒家がそびえ立っていた。
確かに私は家のことは不動産屋に任せっきりにしてたのだが…明らかにおかしい
『一人暮らしに最適な家』
といったが一軒家が用意されるなんて…
私が払ったお金ではこんなもの買えるハズがないのに…
本当にここであっているのかとたぬきちさんに尋ねると
「ここで合ってるだなも。そもそも都会とは相場が違うんだなも。まぁ新築じゃないし前に人も住んでたからね、そんなもんだなも。」

よくは分からないがそのようなものなのだろう、どうやら私は当たりをひけたようである。

「そうだなも、まぁその人は"引っ越し"しちゃったんだけどね。」

私はその時たぬきちさんの口調に違和感を感じたような気がしたのだった…




7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:44:14.36 ID:vwVTxz4yO
「はい、これで手続きは終了です。これからはもうあなたも〇村の一員です。これからもよろしくお願い申しあげます」

そう丁寧な挨拶をくれたのは役場職員のぺりこさん、どうやらこの村の事務手続きを任せられているらしい。その仕事ぶりは非常にテキパキとしていて慣れていることが伺えた。
こちらこそよろしくお願いします。

「ふふふ、ではお気をつけて下さいね、慣れない村で大変でしょうから、後何かございましたら連絡下さいね」

私は感謝の言葉を返し、一礼をかえした。
これから先いろいろと分からないこともあるだろうし、きっと役場であるここに来ることも少なくないだろう。ここの存在は有り難いものであった。

 


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:46:25.58 ID:vwVTxz4yO
私が引っ越して来てから1週間がたった、暮らしてみてわかったのだがここは本当にいい村だ。
引っ越してきた次の日に、なんと村全体で私の歓迎会を開いてくれたのだ。実際は花火大会の日と被っていたためそれのついで、ということらしかったが…
それでも開いてくれたことは嬉しいわけで、挨拶もかねて村人との会話に興じたのだった。

話しているうちに気づいたのだがこの村に人間は私しかいないことがわかった。
他の住人はトリであったりオオカミであったりと、どうぶつなのだった。まあ森の中だしどうぶつのほうが多いのは当たり前か…

その後も私が散歩をしていると、村人から向けられるのは純粋な"好意"、私を村の一員として既に認めてくれているようだった。人付き合いが苦手な私には本当に有り難いことだった。




10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:48:43.10 ID:vwVTxz4yO
今日はとりあえずなんだかんだで滞っていた引越しの片付けを行っていたのだが、ふと気付くともう22時近くになっていた。
それに伴い急激にやってきた空腹感。そうだった、今日はほとんど何も食べていない…
食材の買い置きもしていないので食事にありつくには買いに行くしかない。
この村にはたぬき商店しか買い物が出来る場所が無いので22時で閉店すると買い物をするすべがなくなってしまう。
もう閉まっていたのならば仕方ないが出来るなら空腹を満たしたい、
なので私は開いていればいいなくらいの気持ちで出掛けていったのだった。

たぬき商店についたらまだ電気がついていた。どうやらセーフなようである。
中へ入ろうとドアを開けようとしたら中から話し声が聞こえてきた。




11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:50:03.88 ID:vwVTxz4yO
「………はまだ……なのか?」

「もうすぐ…………出来る………だなも」

「急いでくれよ……我慢の………」

「あと数日待って…………だなも」

たぬきちさんが誰と話しているかはわからないがその声には真剣さが漂っていた。
…どうにも入りづらい。

「………じゃあな、よろしく頼むぜ」

そういって出てきたのはオオカミのウルフさんだった。どことなく気落ちした様子で私に気付くことなくさっていった。

「あら?どうしたんだなも?もしかして買い物?」

そういってひょっこり顔を出してきたたぬきちさん…その口調はいつもどうりだった。深刻そうな話をしていた次の瞬間にはこんな感じとは…さっきの話、そこまでの内容ではなかったのかもしれない。

下手に尋ねるのも変な感じなので私は適当にこの村名物のりんごを買って帰ることにした。
…近日目玉商品入荷予定、か。




12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:51:42.50 ID:vwVTxz4yO
それは突然だった。
私の近所に住んでいたブタのハムカツさんが急に引っ越して行ったのだった。
もちろん私は彼から引っ越すなどとは聞いていなかったし、そんなそぶりもなかった。
それに気付いたのはその日の朝、いつものように郵便受けをチェックするとそこには一通の手紙が…その中容だが要約すると…

急だが引っ越すこととなった
〇村にはもう戻ることはないだろう。

といった内容であった。
その後村人にハムカツさんのことを聞いてみたがどの人も行方を知っていることはなかった。




13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:52:55.89 ID:vwVTxz4yO
ハムカツさんの引っ越しから数日後たぬきちさんの店で目玉商品が入荷され賑わいをみせている。
どうもこれはこの村の一種のイベントのようなものになっているようで村中が活気にあふれているようだ。

今日のたぬき商店は凄い、目玉商品というか店全体の商品の品揃えがいつもより格段に充実している。
家具もなにやら高級感溢れるものを仕入れていたり、雑貨も普段見ないようなものがたくさんある。しかし特筆すべきはなにより食料品だ、この村では滅多に見かけることの出来ないナシやさくらんぼが売っていたり赤いカブが売っていたりと普段とは大違いである。




14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:56:24.35 ID:vwVTxz4yO
…そうやって店内を見回していたのだがふと気づいた、肉が売られている。それも豚肉の特売
多種多様な種族が暮らすこの森においてどうも倫理的に避けられているらしい肉食。
お祭りとしての一環なのだろうか、今日はめずらしく売られているのであった。
喜んでそれを購入していくオオカミやライオンたち…
どうぶつである彼らは肉を食べずとも野菜食や魚食だけでも暮らせるはずだが、本来肉食動物である故やはり肉は好物なのだろう。

…私もひさしぶりにお肉を食べようかな、そうだこの豚肉は生姜焼にして食べよう。




15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 17:58:12.68 ID:1I7bZqp4O
今さっきまでハムカツと話してたよぉぉぉ!!!
 


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:03:48.34 ID:5nZINACLO
これはおもしろそうだ




18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:07:05.67 ID:vwVTxz4yO
買い物を終えた私は今、ハッケミイという占い師の所に向かっている。
先程村人から聞いたのだが、この目玉商品の入荷による賑わいにあわせてハッケミイという占い師がこの村に来るらしい。
今日もその例にもれずに来ているとの事、そんなわけで話のタネにと足を運んでいるわけだ。
「いらっしゃいまし、ハッケミイの占いへ」
テントの中に入るととても怪しい雰囲気だった、占いとはこんなものなのだろうか初めて利用するのでよくわからない。




20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:10:50.15 ID:vwVTxz4yO
「いらっしゃいまし、ハッケミイの占いへ」
テントの中に入るととても怪しい雰囲気だった、占いとはこんなものなのだろうか初めて利用するのでよくわからない。

「ハヌタラ…略…キエーイ!!」
とても長ったらしい呪文を唱えた後いきなり奇声を発した。大丈夫なのだろうかこの方は…
そんな油断をしていると頭に強い衝撃が走った。痛い、…とてつもなく痛い。どうやらタライが頭上から降ってきたようだ。
本気で痛いので抗議したら占いにはどうしても必要な事なのだと説明された。
その後占いの内容が書かれた手紙を渡され占いは終了とのこと。
こんな占いだがよく当たることで有名らしい…どうも納得がいかないけれども。しかも結果は大凶。なんなんだか…

後で聞いたのだがあのタライ落とし、村の生粋のどMたちにはとても好評とのこと…それによってハッケミイファンクラブなどというものもあるらしい、…心底どうでもいい話だが。




21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:18:28.25 ID:vwVTxz4yO
そうして、あっという間に私が引っ越してきてから一ヶ月が経った。…といっても私は虫取りや魚釣りや果樹園開発や化石掘りをしていただけだったが。
けれども、村人達とも結構仲良くなれたと思う。やはりこの村はいいところだ。

そして今日いつもの習慣で村の掲示板を見に行くと一週間後にまた、たぬきちさんの店で目玉商品を入荷するらしい。
また、あのお祭り騒ぎが楽しめるかと思うと今からワクワクする。その楽しみを胸にしまい、私は今日も化石掘りへと向かうことにした。




22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:35:43.23 ID:vwVTxz4yO
なんと、驚くべきことに今日引っ越してくる人がこの村にくるらしい。聞いた話によるとひつじ族のラムさんという方のようだ
今となっては私の方がこの村の先輩である。…いろいろと教えてあげよう。そうきめて私は3日で育ったみかんの木の世話へと向かった。

翌日、ラムさんと挨拶することとなった。…どうも体型のいい方で…いわゆるメタボな感じである、口癖は、ふひひ。のようでどうにも変わった雰囲気の方である。
…さて今日は、魚つりにでも行こうか。目玉商品入荷まであと5日。お金は少しでもあったほうがいいに違いない。




24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:38:43.82 ID:vwVTxz4yO
ラムさんがひっこしていった。




25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:42:15.89 ID:vwVTxz4yO
今日ポストを確認するとハムカツさんと同じように引っ越しのしらせが入っていた。いくらなんでも早過ぎではないだろうか。
文面はこれまたハムカツさんの時と殆ど同じ。……これはなんだ?そんなにこの村が肌に合わなかったのだろうか。
目玉商品入荷は明日である。




26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:51:12.43 ID:vwVTxz4yO
今日は私にとって二回目の目玉商品入荷である。やはり村の中は活気に満ちている。
…ハッケミィさんは今日も来ているようだ。行くのは…やめておこう。
たぬきちさんの店に向かう途中で手に一杯の袋を持ったウルフさんにあった。中身はやはり蝋燭といった生活用品の他は肉中心に揃えてあるようだ。
…なぜかハイヒールも見えている、何故?
普段とは比べものにならないくらいのハイテンションでいるウルフさんと別れ私は店へと向かった。




27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:52:53.21 ID:5nZINACLO
うわわわわ…




28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:53:54.85 ID:vwVTxz4yO
私が店に着くとやはり混雑していた、特に家具とかは必要ないので、一先ず生活用品売場へと向かう。
…やはり品揃えがいい、そして、今回も肉が売っている。ええと、羊肉特集ね。

………羊肉?
た、たしかラムさんってひつじだったはず。
そして前回は豚肉が中心だったはず、そしてその時いなくなったのはハムカツさん…ぶた、だ。




29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:56:48.67 ID:vwVTxz4yO
もしかして私は気づいてはいけないことに気づいてしまったのではないだろうか。
いなくなった方と同種の肉が売られる目玉商品。偶然にしては出来すぎている。
しかもラムさんは引っ越してきてたった六日で失踪しているのだ。
私は村で唯一の人間。私の考えが正しいとしたら…もしかしたら私は危険なのではないだろうか?珍しいという条件だったら当て嵌まってしまう。




30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:57:48.41 ID:vwVTxz4yO
…逃げよう、この村から!
まず誰かに相談する…いや、これは駄目だ。この法則に気がついたことを知られたらどうなってしまうのか…想像もしたくない。
また引っ越しする。これがベストだと思うがお金が無い、一刻も早くこの村から離れたいのだ…お金を貯めてという案も却下だ。
…となれば夜逃げ、これしかないだろう。




31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 18:58:40.50 ID:vwVTxz4yO
幸いこの村は夜行性のどうぶつに配慮してなのか夜の外出に関しては寛容である。
次はみつかってはいけない奴らに関してだが…特にたぬきち、奴に見つかっては終わりだろう。引っ越しの斡旋、肉の販売。明らかにこの一件に深い関わりを持っているに違いない。
あとは、本来肉食のどうぶつたち…このシステムで得をするのはこんなところか。
けれどこの計画の全体像がわからないため楽観はできない。誰にも見付からないに越したことはないだろう。




32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 19:00:07.11 ID:vwVTxz4yO
夜逃げの決行は…今日にしよう。
お祭り騒ぎのどさくさに紛れて逃げるのが一番だろう、たぬきちは後始末で忙しいだろうし、他のどうぶつはきっと気づくまい。私が逃げようとしてるなどとは。




33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 19:02:46.19 ID:vwVTxz4yO
外の喧騒が収まった頃を見計らって家…いや、家畜小屋を出る。
とにかく誰にも見つからないことを祈るしかない、さっさとこの村とおさらばしたい…それが私の全てだった。




34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 19:09:07.81 ID:vwVTxz4yO
―――
…と、こんな感じだろう。
あの後何故かたぬきちに見つかり追われていたが、今は何とかまいている…

休憩もそろそろ終わりにしよう…逃げ切るまであと一歩のはずだ。

「みーつけただなも」




36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 19:16:02.20 ID:vwVTxz4yO
背中にぞくりとしたものを感じた。
まずい、見つかった。

「こんなところで一体何してるんだなも?早くボクといっしょに村へか え ろ う?」

黙れ!誰がお前などについて行くものか。
食われるとわかっていてわざわざ付いていくほど私は馬鹿では無い。

「何をいってるんだなも?このあたりは危ないからかえるんだなも」




37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 19:20:04.40 ID:vwVTxz4yO
私は脱兎の如く駆け出した。
そもそもあんな奴と会話などする必要など無いのだ、もしかしたらいまのは応援が来るまでの時間稼ぎだったのかもしれない。

「ちょ!そっちはがk…」
何かたぬきちが言ったようだが耳に入れる必要など無い。
ただ、私は、逃




38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 19:20:54.99 ID:JQgW/9G/O
うあああああ




39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 19:24:34.40 ID:vwVTxz4yO

「…たぬきちさん」
「なんだなも?」
「崖下から彼女が見つかりました。…しかし」
「それ以上は聞きたくないんだなも」
「ラムさんに続いて彼女までいきなり発狂するなんて…」
「…」




42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 19:29:38.53 ID:vwVTxz4yO
「最近…多いですよね、この事例、いきなり発狂して暴走をするという」
「ボクにもサッパリだなも…こんなにのんびりとして、豊かで、皆の笑顔の絶えない村でなんでこんなことがおこるんだなも…」
「とりあえず、彼女は"引っ越した"ことにします」
「よろしく頼むんだなも」




45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 19:37:24.04 ID:vwVTxz4yO
「おう!たぬきち!」
「いらっしゃいませだなもウルフさん」
「なんだ~?元気ねぇーじゃねーか」
「そうかな?いつもとかわらないも」
「…ま、いいやそれよりさ~次の目玉商品入荷はいつなのよ」
「いまの所未定だなも」
「えー!?それまでハッケミィ様に会えないじゃん!俺我慢の限界きちゃうよ!」




46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 19:42:43.16 ID:vwVTxz4yO
「ありがとうございました~だなも」
「…ふぅ、元気出さないとね、ボクが元気ないとお客様達に心配かけちゃうんだなも!」

「じゃあ、お仕事お仕事!…と、なになに…新しい移住希望者!?」
「今度こそあんな事件が起きないように皆で歓迎するも!さぁ~頑張るも!」

タヌキ寝入り編 完


 


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 20:05:45.15 ID:9bTbMjLdO
終わりか
乙!





50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 20:18:43.81 ID:0jNRu6uPO
ここ最近で一番楽しかったwww


>>1乙!!!




51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/14(水) 20:20:04.40 ID:vwVTxz4yO
一応補足
全体的に主人公の勘違いという話
たぬきちは善良な商売人という設定。決して村人達を食肉にはしていません。
ゲーム中のいきなりの住人の引っ越し、これを今回ホラーっぽく書いてみました。
稚拙な文でしたが読んでいただいてありがとうございました。



[ 2009/10/15 02:01 ] 版権 SS | TB(0) | CM(0) | | このエントリーをはてなブックマークに追加 | このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーのはてなブックマーク数
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
ランダムジャンプ!
プロフィール

ワイン。

Author:ワイン。
9/6 管理人が変わりました。


ブログパーツ

お世話になってます
月別アーカイブ
FC2カウンター